よこはまばんこくばし横浜萬国橋

作家名: イシワタ　コウイツ石渡　江逸
作家英名: ISHIWATA, Koitsu
生年: 1897年
没年: 1987年
制作年: 1931年（昭和6年）
技法、材質、形状: 木版
縦(高) × 横(幅) × 奥行(厚): 36.5 x 24.2 cm
受入種別: 購入
分野名: 版画（日本作家）
収蔵品番号: 85-PRJ-003

横浜の新港ふ頭は、1899年から1917年にかけて整備されました。ふ頭と陸地を結ぶ連絡橋として1904年に架けられたのが、この作品に描かれている初代萬国橋ばんこくばしです。現在の万国橋は1940年に架け替えられたコンクリート造りですが、初代はアーチ型の鋼橋はがねばしで、上にはランプを吊るす照明灯が備えられていました。ここでは、西洋から取り入れた当時の新しい技術を象徴する橋と対比するかのように、きもの姿の女性や、中国風の出で立ちの家族が描き込まれています。それにより横浜の街ならではの異国情緒あふれる風景が表されています。
（片多祐子）

よこはま ばんこくばし横浜萬国橋

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