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フェリーチェ・ベアトは、開港後間もない横浜を拠点に、激動する日本の風景・風物を写真に収めたイギリス人カメラマン。その写真を職人に彩色させ、外国人観光客に販売するという新しいビジネスを興おこしたことでも知られます。ベアトが撮影した名所旧跡のうち、とりわけ多く写されているのが、高徳院こうとくいんの阿弥陀如来坐像あみだにょらいざぞう。通称、鎌倉大仏です。よく見ると、大仏様のお膝もとに人が座っています。大仏とサムライ…「エキゾチック・ジャパン」の代名詞のようなふたつのモチーフの同居。日本人の目には珍妙にも見えますが、外国人にとっては購買意欲をさらに高めるものだったに違いありません。(松永真太郎)
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フェリーチェ・ベアトは、開港後間もない横浜を拠点に、激動する日本の風景・風物を写真に収めたイギリス人カメラマン。その写真を職人に彩色させ、外国人観光客に販売するという新しいビジネスを興したことでも知られます。
ベアトが撮影した名所旧跡のうち、とりわけ多く写されているのが、高徳院の阿弥陀如来坐像。通称、鎌倉大仏です。よく見ると、大仏様のお膝もとに人が座っています。大仏とサムライ…「エキゾチック・ジャパン」の代名詞のようなふたつのモチーフの同居。日本人の目には珍妙にも見えますが、外国人にとっては購買意欲をさらに高めるものだったに違いありません。
(松永真太郎)