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左右に並ぶ写真は、30年の間をあけて、同じ人を撮影したものです。左側の文章は、ここに写る人たちが子どもの頃に書いた被爆体験記で、右は、再び土田に取材された2005年に語った言葉です。作者は、子どもたちの被爆体験記を集めた『原爆の子』(長田新編、1951年)を読んで、被爆者たちが戦後30年を経た1970年代後半、どんな人生を歩んでいるのか取材しようとしました。しかし、被爆者への差別が根強かった時代、取材を拒否する人も少なくなかったのです。 ところがさらに30年を経た2005年には、気持ちが変わる人もありました。この作品からは、同じ経験をしても決してひとくくりにできない、時間と共に変わるいろんな人の考え方を知ることができます。(木村絵理子)※同じシリーズのほかの作品もご覧いただけます。
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左右に並ぶ写真は、30年の間をあけて、同じ人を撮影したものです。左側の文章は、ここに写る人たちが子どもの頃に書いた被爆体験記で、右は、再び土田に取材された2005年に語った言葉です。作者は、子どもたちの被爆体験記を集めた『原爆の子』(長田新編、1951年)を読んで、被爆者たちが戦後30年を経た1970年代後半、どんな人生を歩んでいるのか取材しようとしました。しかし、被爆者への差別が根強かった時代、取材を拒否する人も少なくなかったのです。 ところがさらに30年を経た2005年には、気持ちが変わる人もありました。この作品からは、同じ経験をしても決してひとくくりにできない、時間と共に変わるいろんな人の考え方を知ることができます。
(木村絵理子)
※同じシリーズのほかの作品もご覧いただけます。