横浜異人屋敷之図 画像 拡大する

よこはま いじん やしき の ず横浜異人屋敷之図

作家名
ウタガワ ヨシカズ [イッセン] 歌川 芳員 [号:一川]
作家英名
UTAGAWA, Yoshikazu 
生年
生年不詳
没年
没年不詳
制作年
1861年(万延2年) 
技法、材質、形状
木版、三枚続 
縦(高) × 横(幅) × 奥行(厚)
右:37.0 x 25.2 cm、中:36.9 x 25.4 cm、左:37.1 x 25.3 cm 
受入種別
寄贈 
寄贈者名
齋藤龍氏
分野名
版画(日本作家) 
収蔵品番号
2018-PRJ-035 

横浜の開港に伴い異国趣味の風物を描いた絵は、横浜絵とかハマ絵などと呼ばれ、1860年以後の一時期、非常に数多く制作されました。歌川国芳うたがわくによし門下の芳員よしかずは、生没年も不詳ですが、1860年から68年まで、横浜絵で大活躍した絵師。浮世絵は一枚の絵もありますが、複数の絵を一組にしたそろいものや続き絵も多くあります。これも、三枚を連ね、横長で一続きとなる大画面を活かして、国籍不明の外国人たちが集う建物内部を細かく描いた絵。右に料理する男女、奥にひげられる男。中央のシャンデリアのある広間は、楽器を演奏する者や豊かな食卓を囲む者たち。そして港横浜であることを印象付けるかのように、左には海と船を望む光景が描かれています。
(八柳サエ)

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