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ぎょふ漁夫

作家名
ビゴー、ジョルジュ ビゴー、ジョルジュ
作家英名
BIGOT, Georges F. 
生年
1860年
没年
1927年
制作年
1889年(明治22年) 
技法、材質、形状
油彩、カンヴァス 
縦(高) × 横(幅) × 奥行(厚)
91.0 x 116.0 cm 
受入種別
購入 
分野名
油彩その他の絵画(外国作家) 
収蔵品番号
85-OF-001 

フランスで挿絵画家として活躍していたビゴーは日本の浮世絵や風俗への憧れから1882年に初来日しました。日本でも挿絵業などを生業なりわいとしながら、在日外国人向けの風刺雑誌『トバエ』を発刊。その創刊号には日本と清(中国)とロシアの朝鮮半島をめぐる緊張関係を魚釣りに例えた、有名な《魚釣り遊び》(1887年)が掲載されました。こうした風刺画のほかにビゴーは日本各地の風俗を描いた油彩や水彩画も多く残しました。この作品もそのひとつで、静岡県の伊豆内浦湾うちうらわんに取材しています。ビゴーは滞日中もフランスの官展(サロン)への応募を続けていました。ビゴーの日本風俗への関心には、サロン入選のための題材集めという目的もあったようです。
(南島 興)

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