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カニンガムは、20世紀前半のアメリカで最も有名な女性写真家のひとり。肖像、ヌード、静物など様々なジャンルを通じて、光と影のコントラストの中にモチーフのかたちの個性を引き出す作品を生み出しました。中でもよく知られるのは、1920年代に着手した、植物をクローズアップする写真群です。そのもっとも有名な一枚がこちら。画面いっぱいに捉えられたマグノリアの花。真ん中の雄おしべと雌めしべにピントをあわせ、その複雑な造形に迫ります。一方で、わずかにフォーカスを外してぼやかされた花びらは、画面に柔らかさと伸びやかな広がりをもたらしています。じっと見ていると、この小さな一輪の花に包み込まれているような感覚をおぼえませんか。(松永真太郎)
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カニンガムは、20世紀前半のアメリカで最も有名な女性写真家のひとり。肖像、ヌード、静物など様々なジャンルを通じて、光と影のコントラストの中にモチーフのかたちの個性を引き出す作品を生み出しました。中でもよく知られるのは、1920年代に着手した、植物をクローズアップする写真群です。そのもっとも有名な一枚がこちら。
画面いっぱいに捉えられたマグノリアの花。真ん中の雄しべと雌しべにピントをあわせ、その複雑な造形に迫ります。一方で、わずかにフォーカスを外してぼやかされた花びらは、画面に柔らかさと伸びやかな広がりをもたらしています。じっと見ていると、この小さな一輪の花に包み込まれているような感覚をおぼえませんか。
(松永真太郎)