つたの細道 画像 拡大する

つた の ほそみちつたの細道

作家名
イマムラ シコウ 今村 紫紅
作家英名
IMAMURA, Shiko 
生年
1880年
没年
1916年
制作年
1913年(大正2年) 
技法、材質、形状
絹本着色、軸(一幅) 
縦(高) × 横(幅) × 奥行(厚)
126.0 x 41.3 cm 
受入種別
購入 
分野名
日本画 
収蔵品番号
86-JP-028 

「むかし、男ありけり」で始まる伊勢物語の第九段に取材しています。「男」とは、多彩な恋愛で知られた歌人の在原業平ありわらのなりひらになぞらえた、この歌物語の主人公です。男は、京をはなれ東国へ向かう途上、駿河国するがのくに(現静岡県)に入りの山にいたります。つたやカエデがしげる暗く細い山道に分け入ると、京で知り合いであった修行者にたまたま出会います。男は、京にいる思い人への手紙を修行者に託します。その手紙には恋人に逢えないもどかしさを嘆く次の和歌が含まれていました。


駿河なる宇津のやまのうつつにも夢にも人に逢はぬなりけり


木々や下草のしげる荒れた山道でまさに修行者と出会う場面を縦に長い構図で描いています。
(柏木智雄)

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