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アイゼンスタットは、ドイツ領西プロイセン(現ポーランド)生まれの、ユダヤ系の写真家です。反ユダヤ熱の高まりを受けて1934年にニューヨークに移住後、『ライフ』誌と契約。そしてこの一枚によって、報道写真界の第一人者となります。ときは第二次世界大戦の末期。アメリカでは、1945年8月14日の夜、昭和天皇の玉音放送ぎょくおんほうそうにさきんじて、日本が無条件降伏したことがトルーマン大統領により発表されました。翌日、その報に沸わきかえるタイムズ・スクエアに繰り出した写真家は、水兵と看護士が交わすキスの瞬間を絶妙な構図でカメラに収めます。『ライフ』誌に掲載され、「勝利のキス」と名づけられたこの写真は、大戦の終結を象徴する一枚となりました。(松永真太郎)
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アイゼンスタットは、ドイツ領西プロイセン(現ポーランド)生まれの、ユダヤ系の写真家です。反ユダヤ熱の高まりを受けて1934年にニューヨークに移住後、『ライフ』誌と契約。そしてこの一枚によって、報道写真界の第一人者となります。
ときは第二次世界大戦の末期。アメリカでは、1945年8月14日の夜、昭和天皇の玉音放送にさきんじて、日本が無条件降伏したことがトルーマン大統領により発表されました。翌日、その報に沸きかえるタイムズ・スクエアに繰り出した写真家は、水兵と看護士が交わすキスの瞬間を絶妙な構図でカメラに収めます。『ライフ』誌に掲載され、「勝利のキス」と名づけられたこの写真は、大戦の終結を象徴する一枚となりました。
(松永真太郎)