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この写真には終戦から4年が経った頃の桜木町駅付近の様子が写されています。当時は駅の周辺に区役所や職安があったため、仕事を求めてたくさんの人が集まっていたといわれます。この時代、定職をもたずにぶらぶらしている人や、進駐軍の艦船が発着する横浜港で貨物の荷下ろしなどに従事する日雇い労働者を「風太郎ぷうたろう/ふうたろう」と呼びました。港に近い桜木町駅近辺には、こうした風太郎たちに向けた屋台が立ち並び、ここに来ればなんでも揃うという評判までありました。横浜に生まれた写真家の奥村泰宏は、こうした街並みの様子だけでなく、進駐軍のために働く女性や子ども、戦災孤児や帰還兵など、敗戦後の横浜の姿を数多く撮影しました。 (大澤紗蓉子)
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この写真には終戦から4年が経った頃の桜木町駅付近の様子が写されています。当時は駅の周辺に区役所や職安があったため、仕事を求めてたくさんの人が集まっていたといわれます。この時代、定職をもたずにぶらぶらしている人や、進駐軍の艦船が発着する横浜港で貨物の荷下ろしなどに従事する日雇い労働者を「風太郎」と呼びました。港に近い桜木町駅近辺には、こうした風太郎たちに向けた屋台が立ち並び、ここに来ればなんでも揃うという評判までありました。横浜に生まれた写真家の奥村泰宏は、こうした街並みの様子だけでなく、進駐軍のために働く女性や子ども、戦災孤児や帰還兵など、敗戦後の横浜の姿を数多く撮影しました。
(大澤紗蓉子)