新美人十二姿 涼み 画像

しんびじんじゅうにすがた すずみ新美人十二姿 涼み

作家名
イトウ シンスイ 伊東 深水
作家英名
ITO,Shinsui 
生年
1898年
没年
1972年
制作年
1922年(大正11) 
技法、材質、形状
木版 
縦(高) × 横(幅) × 奥行(厚)
40.9 x 23.9 cm 
受入種別
購入 
分野名
版画(日本作家) 
収蔵品番号
88-PRJ-008 

川岸は、江戸時代の人々に納涼の場所として親しまれ、しばしば浮世絵に描かれました。橋の欄干らんかんに肘をついたこの女性も、涼しさを求めて川を訪れたひとりでしょうか。夜の風をよく通しそうな、黒い薄物うすものの着物を身につけています。腰に巻いた白い帯は、澄んだ藍色あいいろの文様が目を引きます。帯の文様には、夏に咲くなでしこの花、川の水害を防ぐために使われる竹蛇籠たけじゃかごが見て取れます。この作品は、大正時代に浮世絵のりや彫りの技術をよみがえらせた「新版画運動」のなかで生み出されました。夏の夜に想像をふくらませたくなる女性の姿です。
(熊坂久美)

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