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小山は、1920年にフランスに渡って油絵の技法を学び、帰国の翌年(1929年)、茅ヶ崎に画室を設けました。この作品では、当地の代表的な夏祭り「浜降祭はまおりさい」に取材し、小山が当時会員であった春陽会しゅんようかい展に出品しました。浜降祭は、毎年7月の第3月曜日の早朝に茅ヶ崎西浜海岸で開催されます。地域の神社からおよそ40基の神輿みこしが集まり、海中でみそぎが行われる勇壮なお祭りです。画面には氏子うじこによって浜に神輿が担ぎ出されるにぎやかな様子が描かれています。茅ヶ崎市の市民文化会館の緞帳どんちょうは、この作品を原画のひとつとしています。緞帳では画面右の女性ふたりを消し、左奥の海上に「えぼし岩」を描き加えています。 (柏木智雄)
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小山は、1920年にフランスに渡って油絵の技法を学び、帰国の翌年(1929年)、茅ヶ崎に画室を設けました。この作品では、当地の代表的な夏祭り「浜降祭」に取材し、小山が当時会員であった春陽会展に出品しました。浜降祭は、毎年7月の第3月曜日の早朝に茅ヶ崎西浜海岸で開催されます。地域の神社からおよそ40基の神輿が集まり、海中でみそぎが行われる勇壮なお祭りです。画面には氏子によって浜に神輿が担ぎ出されるにぎやかな様子が描かれています。茅ヶ崎市の市民文化会館の緞帳は、この作品を原画のひとつとしています。緞帳では画面右の女性ふたりを消し、左奥の海上に「えぼし岩」を描き加えています。
(柏木智雄)