関東大震災画巻 画像 拡大する
関東大震災画巻 画像1拡大する
関東大震災画巻 画像2拡大する
関東大震災画巻 画像3拡大する
関東大震災画巻 画像4拡大する
関東大震災画巻 画像5拡大する
関東大震災画巻 画像6拡大する
関東大震災画巻 画像7拡大する
関東大震災画巻 画像8拡大する
関東大震災画巻 画像9拡大する
関東大震災画巻 画像10拡大する
関東大震災画巻 画像11拡大する
  • 関東大震災画巻 画像 1
  • 関東大震災画巻 画像 2
  • 関東大震災画巻 画像 3
  • 関東大震災画巻 画像 4
  • 関東大震災画巻 画像 5
  • 関東大震災画巻 画像 6
  • 関東大震災画巻 画像 7
  • 関東大震災画巻 画像 8
  • 関東大震災画巻 画像 9
  • 関東大震災画巻 画像 10
  • 関東大震災画巻 画像 11

かんとう だいしんさい がかん関東大震災画巻

作家名
ナカジマ キヨシ 中島 清之
作家英名
NAKAJIMA, Kiyoshi 
生年
1899年
没年
1989年
制作年
1923年(大正12年) 
技法、材質、形状
紙本淡彩、巻子装(一巻) 
縦(高) × 横(幅) × 奥行(厚)
27.8 x 770.5 cm 
受入種別
寄贈 
寄贈者名
中島清之氏
分野名
水彩・素描(日本作家) 
収蔵品番号
82-DRJ-007 

震災の日の清之の日記には「太平の世の中にほとんど昔話として想像していた地異が、突如として起った」と書かれています。横浜の山元町の家が倒壊した清之は、数日のあいだえいをしながら焼け跡に通い、凄惨せいさんな光景を夢中でスケッチしました。その後すぐに両親を避難させるため向かった新潟で、この絵を手がけました。山手の丘から見下ろした鳥瞰ちょうかんの様式で、焼け野原となった山下町、関内、伊勢佐木町周辺をすばやいタッチで描いています。生々しい記憶を何とか1点の絵に仕上げようと、自らを奮い立たせたことでしょう。「横浜正金銀行よこはましょうきんぎんこう」「開港記念会館」などの焼け残った建物が名称とともに細かく描き込まれ、当時の貴重な記録にもなっています。
(内山淳子)

Page Top