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クリスタルガラスの専門会社でガラス制作の技術を習得した伊藤は、1971年退社後、小型の溶解ようかい炉ろを自宅に設置し独立します。1970年代半ばには欧米の個人ガラス作家のスタジオを訪ね歩き、彼らの活動から多大な影響を受けました。一貫して「自分の頭の中にあるモヤモヤした人間に対する興味」を表現することをテーマに制作してきたと語る伊藤。この作品は人間像シリーズの1点で、都会の孤独を漂ただよわせながら、どことなくユーモアを感じさせます。体の部分は型を用いず、溶けたガラスを竿さおに巻き取りながら成形しています。砂の噴射で文様をほどこすサンドブラストと、サンドペーパーによる仕上げにより、絶妙な光の効果がうみだされています。(長谷川珠緒)
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クリスタルガラスの専門会社でガラス制作の技術を習得した伊藤は、1971年退社後、小型の溶解炉を自宅に設置し独立します。1970年代半ばには欧米の個人ガラス作家のスタジオを訪ね歩き、彼らの活動から多大な影響を受けました。一貫して「自分の頭の中にあるモヤモヤした人間に対する興味」を表現することをテーマに制作してきたと語る伊藤。この作品は人間像シリーズの1点で、都会の孤独を漂わせながら、どことなくユーモアを感じさせます。体の部分は型を用いず、溶けたガラスを竿に巻き取りながら成形しています。砂の噴射で文様をほどこすサンドブラストと、サンドペーパーによる仕上げにより、絶妙な光の効果がうみだされています。
(長谷川珠緒)