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青邨は歴史の中の人物を描くのが得意です。しかしこの人物は、明治から昭和にかけて活躍した政治家・清きよ浦うら圭けい吾ご(号が奎堂)。会える人を描くことになった青邨は、まず本人に会い、スケッチしました。主に鉛筆で、さまざまな角度からの頭部や、耳や指先などの部分を繰り返し描きました。じっくり観察することを重ねる過程で、その性格や気持ちをつかみとっていきました。帽子を被せたり杖を省いたり、画面の配置も厳しく検討しています。完成作に見る迷いの無い線描は、張りつめた感じと柔らかな感じを併せ持っています。その妙技が、穏やかな老人の姿に、確かな風格を与えているでしょう。これは、青邨が生きた人物を描いた最初の絵となりました。(八柳サエ)
※この作品の小下図もご覧いただけます。
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青邨は歴史の中の人物を描くのが得意です。しかしこの人物は、明治から昭和にかけて活躍した政治家・清浦圭吾(号が奎堂)。会える人を描くことになった青邨は、まず本人に会い、スケッチしました。主に鉛筆で、さまざまな角度からの頭部や、耳や指先などの部分を繰り返し描きました。じっくり観察することを重ねる過程で、その性格や気持ちをつかみとっていきました。帽子を被せたり杖を省いたり、画面の配置も厳しく検討しています。完成作に見る迷いの無い線描は、張りつめた感じと柔らかな感じを併せ持っています。その妙技が、穏やかな老人の姿に、確かな風格を与えているでしょう。これは、青邨が生きた人物を描いた最初の絵となりました。
(八柳サエ)
※この作品の小下図もご覧いただけます。