外国人女性和装像 画像 拡大する

がいこくじん じょせい わそう ぞう外国人女性和装像

作家名
ゴセダ ホウリュウ (デン) 五姓田 芳柳 (伝)
作家英名
GOSEDA, Horyu (attributed to) 
生年
1827年
没年
1892年
制作年
制作年不詳 
技法、材質、形状
絹本着色、軸装(一幅) 
縦(高) × 横(幅) × 奥行(厚)
99.0 x 38.8 cm 
受入種別
購入 
分野名
日本画 
収蔵品番号
95-JP-00D 

江戸時代、将軍の正式な妻を一番上として、多くの女性たちがさまざまなことに携わっていたのが大奥です。この絵の婦人は、その大奥の中でも上の位の者だけが許された衣をまとっています。格の高い武家の婦人の姿ですが、その顔立ちは外国人です。この絵は、武家の婦人になりすましたかのように描かれた外国の婦人像です。当時の日本人よりも足が長く、ウエストが細く見えるような描きかたの工夫がなされています。このような絵は、江戸時代の末から明治期、横浜を訪れた外国人の土産物として描かれたことがわかっています。けれどもどのように制作されたかは不明なことが多く、この婦人が誰かもわかっていません。
(八柳サエ)

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