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真っ暗な空間に浮かぶ、光る幾何学的な物体。この作品には、自然がつくりあげた雄大な宇宙と、エネルギッシュな人々の営みが共生する、「未来への夢」がこめられています。漆うるし作家の赤堀郁彦は、漆地に象牙ぞうげや貝をはめこむ横浜の地場産業、芝山細工しばやまざいくの技術保存にたずさわってきました。その一方で、ステンレスやチタンなどの工業素材を漆にとりいれる斬新ざんしんな発想で、漆芸しつげいの新しい表現の可能性を追求しています。この作品でも、漆地に金属の薄い板をはめこむ漆芸の伝統的な装飾技法を用いながら、磨き分けや着色により加工されたステンレスが、巧みに活かされています。(長谷川珠緒)
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真っ暗な空間に浮かぶ、光る幾何学的な物体。この作品には、自然がつくりあげた雄大な宇宙と、エネルギッシュな人々の営みが共生する、「未来への夢」がこめられています。漆作家の赤堀郁彦は、漆地に象牙や貝をはめこむ横浜の地場産業、芝山細工の技術保存にたずさわってきました。その一方で、ステンレスやチタンなどの工業素材を漆にとりいれる斬新な発想で、漆芸の新しい表現の可能性を追求しています。この作品でも、漆地に金属の薄い板をはめこむ漆芸の伝統的な装飾技法を用いながら、磨き分けや着色により加工されたステンレスが、巧みに活かされています。
(長谷川珠緒)