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武内は横浜市神奈川区御殿町ごてんちょう(現・神奈川本町)に生まれ、白馬会研究所で絵を学んだのち、1909年に横浜正金銀行よこはましょうきんぎんこうロンドン支店の副支配人となった実兄の武内金平たけうちきんぺいを頼って、イギリスへ渡ります。ロンドンの美術学校で学びますが、この作品に描かれるイギリス南部のサセックスののどかな田園風景は画家の心を強く惹ひきつけたようです。彼は、油絵やパステルによるサセックス風景を多く描き残しました。なおこの作品は、画家の兄より1歳年上で、1年先に横浜正金銀行に入行した小こ島じま烏う水すいがかつて所蔵したもの。美術のコレクターであった烏水にとってこの絵は、同郷で、かつ同僚の弟でもあった画家が描いた縁のある作品といえます。(片多祐子)
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武内は横浜市神奈川区御殿町(現・神奈川本町)に生まれ、白馬会研究所で絵を学んだのち、1909年に横浜正金銀行ロンドン支店の副支配人となった実兄の武内金平を頼って、イギリスへ渡ります。ロンドンの美術学校で学びますが、この作品に描かれるイギリス南部のサセックスののどかな田園風景は画家の心を強く惹きつけたようです。彼は、油絵やパステルによるサセックス風景を多く描き残しました。なおこの作品は、画家の兄より1歳年上で、1年先に横浜正金銀行に入行した小島烏水がかつて所蔵したもの。美術のコレクターであった烏水にとってこの絵は、同郷で、かつ同僚の弟でもあった画家が描いた縁のある作品といえます。
(片多祐子)