ほどがやえき ゆどのさん を のぞむ(「かいこ とうかいどう ごじゅうさんつぎ しんけい」より)保土谷駅 望湯殿山(「懐古 東海道五十三次真景」より)
- 作家英名
- KAMEI, Takejiro / OYAMA, Shuzo
- 生年
- 1857年頃 / 生年不詳
- 没年
- 1879年 / 没年不詳
- 制作年
- 1892年(明治25年)
- 技法、材質、形状
- リトグラフ
- 縦(高) × 横(幅) × 奥行(厚)
- 16.2 x 23.3 cm
- 受入種別
- 寄贈
- 寄贈者名
- 小島豊氏寄贈(小島烏水旧蔵)
- 分野名
- 版画(日本作家)
- 収蔵品番号
- 2003-PRJ-093
亀井竹二郎は、明治初期にいちはやく西洋画の技法を習得し、石版画の仕事にもたずさわった草創期の洋画家です。東海道の宿場にのこる江戸時代の風情を油絵で記録するため、明治10年に実地制作の旅に出て、翌年1月に油彩画53点を完成しました。その油彩画を原画にして、竹二郎の没後に石版画連作が刊行されました。
保土ヶ谷宿には、現在の山形県の湯殿山を信仰する集団(講)がありました。その中の清宮與一という人が湯殿山を含む出羽三山の霊場を参拝したのを機に、同地ゆかりの大権現を自分の所有地にまつりました。今井川の小橋越しに見える小さな鳥居の奥に、その社(今の外川神社)が見えます。タイトルの湯殿山はこの史実に由来します。
(柏木智雄)