山開き(『文芸倶楽部』第16巻第8号 口絵) 画像 拡大する

山開き(『文芸倶楽部』第16巻第8号 口絵)

作家名
オガタ ゲッコウ 尾形 月耕
作家英名
OGATA, Gekko 
生年
1859年
没年
1920年
制作年
1910年刊行(明治43刊行)(博文館) 
技法、材質、形状
木版 
縦(高) × 横(幅) × 奥行(厚)
用紙: 31.7 x 22.3 cm 
受入種別
購入 
分野名
版画(日本作家) 
収蔵品番号
91-PRJ-01E-39 

明治期、小説の単行本で読者を引き付けた木版の口絵は、文芸雑誌にも付けられるようになります。出版社の博文館はくぶんかんは『文芸倶楽部』に、手間をかけた多色木版たしょくもくはん口絵くちえを付けました。初め、掲載された小説の登場人物を紹介しましたが、小説が仕上がってから読み込んで絵を描くのは、工程の上で負担でした。そこで、掲載内容とは別に、季節感のある美人画の口絵くちえを登場させました。これはその一枚。作者は、口絵くちえ挿絵さしえをよく描いた画家の一人です。山開きは、夏山シーズン初め、登山の安全を祈願した節目。また、婦人が手にする麦藁蛇むぎわらへびは、江戸時代中期以降、富士山の信仰に結び付いた厄除やくよけの土産物として、定着していました。
(八柳サエ)

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