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山の稜りょう線せんに沿うように左右から斜めに走る線上に墓地が点在しています。それぞれの墓は縦に細長く延びて、絵の中の垂直性を強めています。その周りは空気のように白から黄色がかった絵の具の点の集まりである点描で描かれています。國領經郎は1960年代末から点描に取り組むようになりました。この作品は、そのなかでも作家本人が「立体派風分割構成の傾向」と分類する時期の作品です。墓地という対象をいくつかの面に分解して、再構成することで画面が作られているという意味でしょう。モチーフは横浜の外人墓地を思わせますが、画面は斜線と垂直線と点描から成り立っているため、國領作品のなかでも最も抽象画へと接近した一作と言えます。(南島 興)
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山の稜線に沿うように左右から斜めに走る線上に墓地が点在しています。それぞれの墓は縦に細長く延びて、絵の中の垂直性を強めています。その周りは空気のように白から黄色がかった絵の具の点の集まりである点描で描かれています。國領經郎は1960年代末から点描に取り組むようになりました。この作品は、そのなかでも作家本人が「立体派風分割構成の傾向」と分類する時期の作品です。墓地という対象をいくつかの面に分解して、再構成することで画面が作られているという意味でしょう。モチーフは横浜の外人墓地を思わせますが、画面は斜線と垂直線と点描から成り立っているため、國領作品のなかでも最も抽象画へと接近した一作と言えます。
(南島 興)