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「面構」は、画家が61歳から100歳まで続けた、後半生のライフワークといえるシリーズです。人の顔(面)のつくり(構え)に着目して、その人物を解釈しようと試みました。この作品では、江戸時代中期に活躍したふたりを取り上げています。右側の屏風に描かれているのは、本草学ほんぞうがく(中国の薬物学)、蘭学らんがく(西洋の学術)に通じ、戯げ作さく(通俗小説)や西洋画の制作までマルチな才能を発揮した平賀源内。左側には、中性的な人物表現と幻想的な情景描写で人気を博した浮世絵師・鈴木春信。ふたりは同じ町内に住み、交流もあったと言われます。春信の肖像画は残されておらず、画家は源内の著書の挿絵から春信らしき人物をひろい、描き上げたそうです。(日比野民蓉)
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「面構」は、画家が61歳から100歳まで続けた、後半生のライフワークといえるシリーズです。人の顔(面)のつくり(構え)に着目して、その人物を解釈しようと試みました。この作品では、江戸時代中期に活躍したふたりを取り上げています。右側の屏風に描かれているのは、本草学(中国の薬物学)、蘭学(西洋の学術)に通じ、戯作(通俗小説)や西洋画の制作までマルチな才能を発揮した平賀源内。左側には、中性的な人物表現と幻想的な情景描写で人気を博した浮世絵師・鈴木春信。ふたりは同じ町内に住み、交流もあったと言われます。春信の肖像画は残されておらず、画家は源内の著書の挿絵から春信らしき人物をひろい、描き上げたそうです。
(日比野民蓉)