アンドロメダ 画像 拡大する

アンドロメダ

作家名
カロリュス=デュラン、エミル=オーギュスト カロリュス=デュラン、エミル=オーギュスト
作家英名
CAROLUS-DURAN, Émil-Auguste 
生年
1837年
没年
1917年
制作年
1887年頃 
技法、材質、形状
油彩、カンヴァス 
縦(高) × 横(幅) × 奥行(厚)
210.0 x 95.0 cm 
受入種別
寄贈 
分野名
油彩その他の絵画(外国作家) 
収蔵品番号
2014-OF-001 

アンドロメダは、ギリシア神話に登場するエチオピアの美しい王女。母親が、アンドロメダの美しさは海の神ポセイドンの孫娘に優ると自慢すると、ポセイドンは激しく怒ります。そしてクジラの化け物をエチオピアに送り、多くの災いをもたらしました。アンドロメダは、その怒りをしずめ、国を救うため、クジラの生贄いけにえとなる決意をします。ここに描かれているのは、彼女が生贄として海辺の岩に縛り付けられている姿。この作品は、1887年のパリのサロンに出品された後、1925年には日本の展覧会において「立てる若き女」の題名で紹介されました。それは多くの日本人がフランス絵画を複製でしか知らない時代に、本物を展示した貴重な展覧会でした。
(片多祐子)

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