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横浜美術館にある今村紫紅の《熱ねっ国こく之の巻まき 朝あさ之の巻まき・暮くれ之の巻まき(小こ下じた絵え)》に刺激をうけた作者が、当館での企画展「日本×画展」(2006年)に出品するために制作した作品です。彼はまず、マレーシアに取材のための旅行に出かけました。大きな蛇・アミメニシキヘビの光り輝く体の色。イスラム教、ヒンドゥー教、中華系の文化がともに在あって織りなす中で生きる日常の人々。緑の木々が熱帯の光に包まれる風景。夕焼けの広い空に去っていく飛行機。旅で得た強い印象を盛り込んでひとつのストーリーにまとめあげています。一緒に旅をしたような余韻は、見る者にも伝わるでしょう。彼は、小学5年生の頃、当館での造形講座に参加したことをきっかけに、絵の道に進みました。(八柳サエ)
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横浜美術館にある今村紫紅の《熱国之巻 朝之巻・暮之巻(小下絵)》に刺激をうけた作者が、当館での企画展「日本×画展」(2006年)に出品するために制作した作品です。彼はまず、マレーシアに取材のための旅行に出かけました。大きな蛇・アミメニシキヘビの光り輝く体の色。イスラム教、ヒンドゥー教、中華系の文化がともに在って織りなす中で生きる日常の人々。緑の木々が熱帯の光に包まれる風景。夕焼けの広い空に去っていく飛行機。旅で得た強い印象を盛り込んでひとつのストーリーにまとめあげています。一緒に旅をしたような余韻は、見る者にも伝わるでしょう。彼は、小学5年生の頃、当館での造形講座に参加したことをきっかけに、絵の道に進みました。
(八柳サエ)