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線や図形の組み合せから、骸骨になったような人物が浮かび上がってきます。何かを箸で掴つかんで、口に運ぼうとしている、その人物の目はどこか動転して見え、またその顔の下には逆さになったドクロのようなものも転がっています。1937年から中国大陸での兵役に服した鶴岡政男は、東京大空襲では自らの作品のほとんどを失いました。そうした戦後の沈ちん鬱うつな時代を反映した《重い手》(東京都現代美術館蔵)は鶴岡の代表作のひとつです。この作品ではさらに身体表現が記号化されたうえに鋭い現実風刺やユーモアのセンスがよく表れています。この作品は第18回自由美術展(1954年)の出品作で、その対として出品された《雨》も当館には所蔵されています。(南島 興)
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線や図形の組み合せから、骸骨になったような人物が浮かび上がってきます。何かを箸で掴んで、口に運ぼうとしている、その人物の目はどこか動転して見え、またその顔の下には逆さになったドクロのようなものも転がっています。1937年から中国大陸での兵役に服した鶴岡政男は、東京大空襲では自らの作品のほとんどを失いました。そうした戦後の沈鬱な時代を反映した《重い手》(東京都現代美術館蔵)は鶴岡の代表作のひとつです。この作品ではさらに身体表現が記号化されたうえに鋭い現実風刺やユーモアのセンスがよく表れています。この作品は第18回自由美術展(1954年)の出品作で、その対として出品された《雨》も当館には所蔵されています。
(南島 興)