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かぐや姫が天女てんにょたちに導かれて月へと向かう『竹取物語』のクライマックス、「かぐや姫の昇天」の場面が描かれています。十じゅう二に単ひとえに羽衣はごろもを着せられたかぐや姫を囲むように、異国の装しょう束ぞくをまとい蓮れん華げの花などを手にした天女たちが前後を随行しています。めでたいことの兆きざしとして現れる五ご色しきの雲や蓮華の花が宙を舞い、やわらかな色づかいで幻想的な場面が描きだされています。この作品は、画家が同じ年に発表した絵巻《竹取物語》全6図のうちの第5図をほぼ同じ構図で描いたものです。古典の主題と画の品格を重んじながらも、大らかな筆さばきで感性豊かな表現を試みた、30代前半の創作を伝える作品です。(長谷川珠緒)
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かぐや姫が天女たちに導かれて月へと向かう『竹取物語』のクライマックス、「かぐや姫の昇天」の場面が描かれています。十二単に羽衣を着せられたかぐや姫を囲むように、異国の装束をまとい蓮華の花などを手にした天女たちが前後を随行しています。めでたいことの兆しとして現れる五色の雲や蓮華の花が宙を舞い、やわらかな色づかいで幻想的な場面が描きだされています。この作品は、画家が同じ年に発表した絵巻《竹取物語》全6図のうちの第5図をほぼ同じ構図で描いたものです。古典の主題と画の品格を重んじながらも、大らかな筆さばきで感性豊かな表現を試みた、30代前半の創作を伝える作品です。
(長谷川珠緒)