←前のページに戻る 前の作品 次の作品 ぺるり ていとく よこはま じょうりく の ずペルリ提督横浜上陸の図 作家名 ハイネ、ペーター・ベルンハルト・ヴィルヘルム (デン) ハイネ、ペーター・ベルンハルト・ヴィルヘルム (伝) 作家英名 HEINE, Peter Bernhard Wilhelm (attribute to) 生没年 1827年 - 1885年 制作年 1854年以降(嘉永7年 / 安政元年以降) 技法、材質、形状 油彩、カンヴァス 縦(高) × 横(幅) × 奥行(厚) 53.3 x 80.5 cm 収蔵品番号 88-P-001 分野名 受入種別 寄贈 寄贈者名 原範行氏・原會津子氏 1854年3月8日、ペリー率いる東インド艦隊が横浜に上陸しました。黒船が集う沖をバックに、隊列を組む米軍水兵、その様子を見守る武士や地元民がこまやかに描き出され、この歴史的場面の状況をいまに伝えています。作者とされるハイネは、この艦隊お抱えの記録画家で、以前はドイツの宮廷劇場で舞台装飾の仕事をしていました。この作品はそれほど大きいものではありませんが、遠近感を強調したダイナミックな画面構成は、まさに舞台の書き割り(背景画)を思わせます。「東西文化の交流の足跡を辿たどれる作品」を指針のひとつとする当館のコレクションの中で、その交流のはじまりを象徴する一作です。(松永真太郎) メタデータ : Json-LD n3 nt rdf(xml) ttl
1854年3月8日、ペリー率いる東インド艦隊が横浜に上陸しました。黒船が集う沖をバックに、隊列を組む米軍水兵、その様子を見守る武士や地元民がこまやかに描き出され、この歴史的場面の状況をいまに伝えています。作者とされるハイネは、この艦隊お抱えの記録画家で、以前はドイツの宮廷劇場で舞台装飾の仕事をしていました。この作品はそれほど大きいものではありませんが、遠近感を強調したダイナミックな画面構成は、まさに舞台の書き割り(背景画)を思わせます。「東西文化の交流の足跡を辿れる作品」を指針のひとつとする当館のコレクションの中で、その交流のはじまりを象徴する一作です。
(松永真太郎)