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黒く縁どられた円形の中心に、アンディ・ウォーホルの頭部が写し出されています。こちらにまっすぐ視線を向ける正面性が特徴で、ウォーホルのトレードマークであった銀髪のウィッグ、眉や瞳、つやのある唇、痩やせた頬などをつぶさに観察することができます。頭部を囲む円、正面性といった特徴から、この写真はキリスト教の聖人を描いたイコンを模していることが分かります。メイプルソープは、古典的な彫刻や宗教画を意識して写真を制作したといわれます。ポップ・アートのアイコンであり、カルト的な人気を誇っていたアンディ・ウォーホル。この写真では、メイプルソープの美学に則って、神格化されたウォーホルの姿が写し出されています。(大澤紗蓉子)
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黒く縁どられた円形の中心に、アンディ・ウォーホルの頭部が写し出されています。こちらにまっすぐ視線を向ける正面性が特徴で、ウォーホルのトレードマークであった銀髪のウィッグ、眉や瞳、つやのある唇、痩せた頬などをつぶさに観察することができます。頭部を囲む円、正面性といった特徴から、この写真はキリスト教の聖人を描いたイコンを模していることが分かります。メイプルソープは、古典的な彫刻や宗教画を意識して写真を制作したといわれます。ポップ・アートのアイコンであり、カルト的な人気を誇っていたアンディ・ウォーホル。この写真では、メイプルソープの美学に則って、神格化されたウォーホルの姿が写し出されています。
(大澤紗蓉子)