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わずかに口を開いて立ちあがる大きな貝のオブジェ。自然物に着想を得た有機的な形が、エッジのきいたなめらかな曲線で形づくられています。土そのものの色を大切にしながら、表面にわずかに茶色をきかせ、焼きの効果で貝の風合いに見立てています。クナッパーはドイツに生まれ、工芸家になることを夢見て世界を旅し、アメリカ滞在時に日本の陶芸への関心を深めました。1966年の初来日をきっかけに瀬戸や益子ましこで修業を積み、その後茨城県大だい子ご町まちに窯を築きました。「形」こそが自分の表現であり、空間との調和を常に意識していると語る作家。その実現のために、陶芸のみならず時には金工の作品も手がけました。(長谷川珠緒)
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わずかに口を開いて立ちあがる大きな貝のオブジェ。自然物に着想を得た有機的な形が、エッジのきいたなめらかな曲線で形づくられています。土そのものの色を大切にしながら、表面にわずかに茶色をきかせ、焼きの効果で貝の風合いに見立てています。クナッパーはドイツに生まれ、工芸家になることを夢見て世界を旅し、アメリカ滞在時に日本の陶芸への関心を深めました。1966年の初来日をきっかけに瀬戸や益子で修業を積み、その後茨城県大子町に窯を築きました。「形」こそが自分の表現であり、空間との調和を常に意識していると語る作家。その実現のために、陶芸のみならず時には金工の作品も手がけました。
※この作家の金工の作品もご覧いただけます。(長谷川珠緒)