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小こ督ごうは、平安時代の末頃、高倉天皇の寵ちょう愛あいを受けた女性の名前です。美しくて琴が上手でした。けれども、時の権力者、平たいらの清きよ盛もりの娘よりも深く寵愛を受けたため、清盛の怒りを恐れて嵯さ峨が野のに身を潜めました。天皇は悲しみ、源みなもとの仲なか國くにに小督を探し出して連れ戻すように命じました。この絵は、仲國が月明かりの中、琴の調べを頼りに小督を探し当て、自分も得意とする笛の音で応えたことで小督に出会えた場面です。秋深い野で切ない恋がしみじみとつづられた悲話は、絵画や謡曲に採り上げられた伝統的な題材の一つでした。守住貫魚は、江戸時代から明治期にかけて、伝統的な主題をよく描いた画家のひとりです。(八柳サエ)
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小督は、平安時代の末頃、高倉天皇の寵愛を受けた女性の名前です。美しくて琴が上手でした。けれども、時の権力者、平清盛の娘よりも深く寵愛を受けたため、清盛の怒りを恐れて嵯峨野に身を潜めました。天皇は悲しみ、源仲國に小督を探し出して連れ戻すように命じました。この絵は、仲國が月明かりの中、琴の調べを頼りに小督を探し当て、自分も得意とする笛の音で応えたことで小督に出会えた場面です。秋深い野で切ない恋がしみじみとつづられた悲話は、絵画や謡曲に採り上げられた伝統的な題材の一つでした。守住貫魚は、江戸時代から明治期にかけて、伝統的な主題をよく描いた画家のひとりです。
(八柳サエ)