当サイトではJavaScriptを使用しております。 JavaScriptをONにして再読み込みを行ってください。
このページの本文へ移動
横浜美術館コレクション検索
English
コレクション検索TOPへ
1900年のパリ万博に合わせて、ロダンは個展を開催しました。そして展覧会のポスターを、友人の画家カリエールに依頼します。絵のなかでロダンは、腕を上げてひざまずく女性の像をつくっています。その姿は、すべてをコントロールする神のごとき芸術家というより、てのひらの間から、魂をもった一個の生命がのびあがっていく神秘に、おののきながら目をみはっているようです。いのちの光が周囲の空間に浸しみだし、その光にふたたび照らされてモデルがぼうっと浮かんでくる。そんなモノクロームの絵を描きつづけたカリエール。色彩にたよらず、光と陰かげの深い対比によって人間の魂までえぐり出そうとした二人の芸術家の、共鳴と信頼を伝える肖像画です。(坂本恭子)
Page Top
1900年のパリ万博に合わせて、ロダンは個展を開催しました。そして展覧会のポスターを、友人の画家カリエールに依頼します。
絵のなかでロダンは、腕を上げてひざまずく女性の像をつくっています。その姿は、すべてをコントロールする神のごとき芸術家というより、てのひらの間から、魂をもった一個の生命がのびあがっていく神秘に、おののきながら目をみはっているようです。
いのちの光が周囲の空間に浸みだし、その光にふたたび照らされてモデルがぼうっと浮かんでくる。そんなモノクロームの絵を描きつづけたカリエール。色彩にたよらず、光と陰の深い対比によって人間の魂までえぐり出そうとした二人の芸術家の、共鳴と信頼を伝える肖像画です。
(坂本恭子)