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青のグラデーションを背景に、さまざまな色で描きだされた有機的なかたち。海と空、風になびく凧たこをイメージした綴つづれ織おりの作品です。緯糸よこいとで経糸たていとを包み込むことで、緯糸によって絵柄を描き出す織物の手法です。インドに生まれ、デザイナーとしてキャリアをスタートしたナイクサタムは、デザイン画の制作から転写、糸の染色、織りにいたるまで、一連の工程を自ら手がけました。画家がカンヴァスを、彫刻家が石や木を使うように、自分は糸で思想を織り込むと語る作家。そのテーマは、人間も自然の大きな循環の一部であるという考えに貫かれています。この作品は、横浜美術館3階回廊のために制作された5点のうちの1点です。(長谷川珠緒)
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青のグラデーションを背景に、さまざまな色で描きだされた有機的なかたち。海と空、風になびく凧をイメージした綴織の作品です。緯糸で経糸を包み込むことで、緯糸によって絵柄を描き出す織物の手法です。インドに生まれ、デザイナーとしてキャリアをスタートしたナイクサタムは、デザイン画の制作から転写、糸の染色、織りにいたるまで、一連の工程を自ら手がけました。画家がカンヴァスを、彫刻家が石や木を使うように、自分は糸で思想を織り込むと語る作家。そのテーマは、人間も自然の大きな循環の一部であるという考えに貫かれています。この作品は、横浜美術館3階回廊のために制作された5点のうちの1点です。
(長谷川珠緒)