当サイトではJavaScriptを使用しております。 JavaScriptをONにして再読み込みを行ってください。
このページの本文へ移動
横浜美術館コレクション検索
English
コレクション検索TOPへ
純白のパネルを背に、片目に左手をかざした人形の頭部がクローズアップでとらえられています。フリルの袖口から左ほおにかけて矩く形けいの光が当てられ、彼女は鏡の反射光を遮さえぎろうとしているようです。写真を見る者が鏡でいたずらをしているような臨場感があります。首には筒状のカラーが巻かれています。ベルメールは二体の人形を作りましたが、関節に球形ジョイントを組み込んで可動式にする工夫は一体目でも試みられていました。その一方で、この写真の二体目の人形には一体目の顔や手が流用されています。顔は木の骨組みに亜あ麻まの繊維を被かぶせ、石膏せっこうをかけて造形し、手は木材の削り出しです。ベルメールはデッサンの名手で、彫刻もかなりの腕前です。(中村尚明)
Page Top
純白のパネルを背に、片目に左手をかざした人形の頭部がクローズアップでとらえられています。フリルの袖口から左ほおにかけて矩形の光が当てられ、彼女は鏡の反射光を遮ろうとしているようです。写真を見る者が鏡でいたずらをしているような臨場感があります。首には筒状のカラーが巻かれています。ベルメールは二体の人形を作りましたが、関節に球形ジョイントを組み込んで可動式にする工夫は一体目でも試みられていました。その一方で、この写真の二体目の人形には一体目の顔や手が流用されています。顔は木の骨組みに亜麻の繊維を被せ、石膏をかけて造形し、手は木材の削り出しです。ベルメールはデッサンの名手で、彫刻もかなりの腕前です。
(中村尚明)