ないぶ内部
- 作家英名
- SAITO, Yoshishige
- 生年
- 1904年
- 没年
- 2001年
- 制作年
- 1981(昭和56年)
- 技法、材質、形状
- ラッカー、木、ボルト、紐
- 縦(高) × 横(幅) × 奥行(厚)
- サイズ可変(総高 350 cm、全長 2,300 cm)
- 受入種別
- 購入
- 分野名
- 彫刻・立体(日本作家)
- 収蔵品番号
- 83-SJ-001
「じっくりみる この一点 斎藤 義重 《内部》」(動画 2022年1月)
横浜美術館のコレクションを、解説をあえて加えず、細部のクローズアップや、さまざまな角度からとらえた映像でご紹介します。
この作品は、横浜市民ギャラリーで開催された第17回「今日の作家展」に出品されました。その時の展覧会のテーマは「壁」でした。この作品は、文字通り、展示室の高い壁に沿って組みあげられます。
作品の構造は単純です。ラッカーで黒く塗装された52枚の板をボルトとナットでつなぎ床に寝かせて組みます。そして組みあがった3つの構造体を壁に沿って自立させるのです。展示が終わると、再び解体され、52枚の板に戻して保管されます。つまり、この作品は、作品として組みあがった状態と52枚の板の状態、このふたつの状態の絶えることのない往還の過程にあるのです。作品の静かなたたずまいの背後に、この往還のダイナミズムが秘められています。
(柏木智雄)