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これは、横浜美術館の企画展「4人が創る〈わたしの美術館〉展」へ出品するために制作されました。荒木は、すでに在るオリジナルの作品を撮影することを、「複写」と呼びます。その「複写」によって、元の作品から自立した別の作品を生み出すのです。これもそのひとつ。横浜美術館の所蔵品を撮影しています。もとの木版画は、ほぼ100年前の文芸雑誌の口絵です。ある情景の中、季節感を持たせる物とともに、婦人が描かれています。荒木は、その婦人の頭の部分だけを撮影し、それを30倍以上の大きさに引き伸ばしました。それによって、婦人が今ここに生きているかのような存在感と、その豊かな表情が引き出されています。(八柳サエ)
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これは、横浜美術館の企画展「4人が創る〈わたしの美術館〉展」へ出品するために制作されました。荒木は、すでに在るオリジナルの作品を撮影することを、「複写」と呼びます。その「複写」によって、元の作品から自立した別の作品を生み出すのです。これもそのひとつ。横浜美術館の所蔵品を撮影しています。もとの木版画は、ほぼ100年前の文芸雑誌の口絵です。ある情景の中、季節感を持たせる物とともに、婦人が描かれています。荒木は、その婦人の頭の部分だけを撮影し、それを30倍以上の大きさに引き伸ばしました。それによって、婦人が今ここに生きているかのような存在感と、その豊かな表情が引き出されています。
(八柳サエ)