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当館で2018年に開催された『モネ それからの100年』展で、モネの連作『睡蓮すいれん』へのオマージュとして発表された作品です。「え、どこがモネ?どこが睡蓮?」という声が聞こえてきそうですが、いま一度、つぶさにご覧ください。お気づきでしょうか。ここに描かれているのはすべて、「窓」をとおしたイメージだということに。レストランの内部の光景と、外にひろがる夜景とが重なりあった窓を描いているのです。モネが『睡蓮』の連作で描き続けた、水面がおりなす反射と透過のイメージの重なりを、福田はガラス窓によって再現してみせたのです。そこに気づけば、ガラスに映りこんだテーブルが何に見立てられているか、わかってきますよね。
(松永真太郎)
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当館で2018年に開催された『モネ それからの100年』展で、モネの連作『睡蓮』へのオマージュとして発表された作品です。「え、どこがモネ?どこが睡蓮?」という声が聞こえてきそうですが、いま一度、つぶさにご覧ください。
お気づきでしょうか。ここに描かれているのはすべて、「窓」をとおしたイメージだということに。レストランの内部の光景と、外にひろがる夜景とが重なりあった窓を描いているのです。モネが『睡蓮』の連作で描き続けた、水面がおりなす反射と透過のイメージの重なりを、福田はガラス窓によって再現してみせたのです。
そこに気づけば、ガラスに映りこんだテーブルが何に見立てられているか、わかってきますよね。
(松永真太郎)
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