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当館で開催された『モネ それからの100年』展で、福田美蘭はモネの連作『睡蓮すいれん』のオマージュを2点発表しました。最初に完成した《睡蓮の池》と対になる作品として制作されたのが、こちらです。 レストランの窓にひろがる光景が、夜景を朝やけの風景に置き換えてふたたび描かれています。窓を「水面」に、そしてテーブルを「睡蓮」に見立てる、というモネの『睡蓮』とリンクさせる仕掛けは前作同様。窓外が明るくなった分、ガラスの反射が弱まり、外と内のイメージが前作以上に混然一体こんぜんいったいとなっています。そして対作品とすることで、モネが「連作」をとおして取り組んだ「時間とともに変化し続ける光と色彩」というテーマが新たに加わりました。(松永真太郎)
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当館で開催された『モネ それからの100年』展で、福田美蘭はモネの連作『睡蓮』のオマージュを2点発表しました。最初に完成した《睡蓮の池》と対になる作品として制作されたのが、こちらです。
レストランの窓にひろがる光景が、夜景を朝やけの風景に置き換えてふたたび描かれています。窓を「水面」に、そしてテーブルを「睡蓮」に見立てる、というモネの『睡蓮』とリンクさせる仕掛けは前作同様。窓外が明るくなった分、ガラスの反射が弱まり、外と内のイメージが前作以上に混然一体となっています。そして対作品とすることで、モネが「連作」をとおして取り組んだ「時間とともに変化し続ける光と色彩」というテーマが新たに加わりました。
(松永真太郎)