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1945年、広島に原爆が投下されました。その悲惨な出来事により、被爆から4か月のうちに16万人以上の人が亡くなったと言われています。この写真は、その原爆投下から2年後に、広島県観光協会が発行する『Living Hiroshima(生きているヒロシマ)』という写真集のために撮影されました。写っているのは、広島城址じょうしに壊れたまま放置された砲台と、そのそばで語り合う男女です。撮影当時、日本はまだアメリカの占領下でした。そうした中でも、原爆の実態を伝えようとする日本人の運動は始まっていました。この写真は、壊れた都市の片隅で、人々が生活を取り戻し始めていることを伝えようとしています。(大澤紗蓉子)
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1945年、広島に原爆が投下されました。その悲惨な出来事により、被爆から4か月のうちに16万人以上の人が亡くなったと言われています。この写真は、その原爆投下から2年後に、広島県観光協会が発行する『Living Hiroshima(生きているヒロシマ)』という写真集のために撮影されました。写っているのは、広島城址に壊れたまま放置された砲台と、そのそばで語り合う男女です。撮影当時、日本はまだアメリカの占領下でした。そうした中でも、原爆の実態を伝えようとする日本人の運動は始まっていました。この写真は、壊れた都市の片隅で、人々が生活を取り戻し始めていることを伝えようとしています。
(大澤紗蓉子)