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松尾は、第二次世界大戦後、日本美術院の活動を支えた画家のひとり。牡ぼ丹たんをはじめ、穏やかで優しい花の絵が人気でした。1970年代以降、欧州、中国、インドなど各地に取材し風俗画、風景画を手がけます。描き込まれたものが緊張感をもって関係し、ドラマを構成するような大画面の作品を発表しました。これもその一つ。手前に、強風と雪で倒されたような、太い枝を張った巨木。一方、羽を広げ、鋭い目をしたタカ科の鳥が飛ぶ向こうには、青空が広がります。そして巨木の根本の青々とした若木は、吹雪ふぶいたのちの新たな生の息吹を伝えます。清く澄んだ穏やかな色調により、自然の猛威より、時の流れに伴って循環する生の希望を暗示するかのようです。(八柳サエ)
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松尾は、第二次世界大戦後、日本美術院の活動を支えた画家のひとり。牡丹をはじめ、穏やかで優しい花の絵が人気でした。1970年代以降、欧州、中国、インドなど各地に取材し風俗画、風景画を手がけます。描き込まれたものが緊張感をもって関係し、ドラマを構成するような大画面の作品を発表しました。これもその一つ。手前に、強風と雪で倒されたような、太い枝を張った巨木。一方、羽を広げ、鋭い目をしたタカ科の鳥が飛ぶ向こうには、青空が広がります。そして巨木の根本の青々とした若木は、吹雪いたのちの新たな生の息吹を伝えます。清く澄んだ穏やかな色調により、自然の猛威より、時の流れに伴って循環する生の希望を暗示するかのようです。
(八柳サエ)