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© Kanayama Akira and Tanaka Atsuko Association
赤、青、緑、黄色、ピンク…、色とりどりの円と線が画面全体に広がっています。1色で塗られた円があり、一方で色違いの円が層になって塗り重ねられています。こうした円と円をつなぐように引かれた線は、太さも長さもさまざまです。まるで複雑な電気回路のように絡まりあっています。田中敦子は、9色のエナメル塗料で色をつけた、約180個の管球と電球からなる《電気服》を着たパフォーマンス(1957年)で知られています。円、線という要素を関係づけることで生まれる田中の絵画は、「電気服」の配電図にもとづくものではないか?あるいは、「電気服」の明滅を表現したものではないか?などと読み解かれています。 (大澤紗蓉子)
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赤、青、緑、黄色、ピンク…、色とりどりの円と線が画面全体に広がっています。1色で塗られた円があり、一方で色違いの円が層になって塗り重ねられています。こうした円と円をつなぐように引かれた線は、太さも長さもさまざまです。まるで複雑な電気回路のように絡まりあっています。田中敦子は、9色のエナメル塗料で色をつけた、約180個の管球と電球からなる《電気服》を着たパフォーマンス(1957年)で知られています。円、線という要素を関係づけることで生まれる田中の絵画は、「電気服」の配電図にもとづくものではないか?あるいは、「電気服」の明滅を表現したものではないか?などと読み解かれています。
(大澤紗蓉子)