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安田靫彦は、明治期から戦後までの日本画壇のリーダーの一人です。歴史の画題を多く採り上げ、品格ある画風で日本画の表現を問い続けました。本作は、戦後の復興期の作。庭のガクアジサイが咲き誇り、まるで窓辺に置かれた黄おう釉ゆうの壺に生けてあるかと見み紛まごうほど、内と外とは一体化し、明るく解放感があります。窓辺には中央の壺のほか、赤絵の小壺、白磁の筆ふで筒づつと筆、罫けい紙しの束と帯おび留どめから転用したという文ぶん鎮ちん。どれを主役にするということなく、それぞれ丁寧に描かれ並べられています。いずれも実際に画家が愛用した品。静かな画面には、愛蔵品に囲まれ、庭の花を愛でる平穏な日々を尊び、歓ぶ画家の心象風景が映し出されているようです。(八柳サエ)
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安田靫彦は、明治期から戦後までの日本画壇のリーダーの一人です。歴史の画題を多く採り上げ、品格ある画風で日本画の表現を問い続けました。
本作は、戦後の復興期の作。庭のガクアジサイが咲き誇り、まるで窓辺に置かれた黄釉の壺に生けてあるかと見紛うほど、内と外とは一体化し、明るく解放感があります。
窓辺には中央の壺のほか、赤絵の小壺、白磁の筆筒と筆、罫紙の束と帯留めから転用したという文鎮。どれを主役にするということなく、それぞれ丁寧に描かれ並べられています。いずれも実際に画家が愛用した品。静かな画面には、愛蔵品に囲まれ、庭の花を愛でる平穏な日々を尊び、歓ぶ画家の心象風景が映し出されているようです。
(八柳サエ)