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ブランクーシの《空間の鳥》は台座の上に直立しています。斜めにカットされた頭部、まっすぐな背、前にふくらむ胸、しぼり込まれた脚の付け根。脚は少しひろがり、作者がデザインした台座にのります。前から見ると鳥も台座も左右対称で、頭から床まで一本の芯しんが通っているかのようです。細長い体のわずかな起伏だけで表された鳥。羽根にかえて黄金に輝く肌をまといます。作者の祖国ルーマニアの伝説の鳥マイアストラは、きらびやかな羽根をもち、その歌声が人々を元気づけると伝えられます。ブランクーシは1923年から1945年にかけて、大きさや形のつりあいを変えた17種の《空間の鳥》をつくりました。この作品は1926年作の石膏原型せっこうげんけいに基づくものです。(中村尚明)
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ブランクーシの《空間の鳥》は台座の上に直立しています。斜めにカットされた頭部、まっすぐな背、前にふくらむ胸、しぼり込まれた脚の付け根。脚は少しひろがり、作者がデザインした台座にのります。前から見ると鳥も台座も左右対称で、頭から床まで一本の芯が通っているかのようです。細長い体のわずかな起伏だけで表された鳥。羽根にかえて黄金に輝く肌をまといます。作者の祖国ルーマニアの伝説の鳥マイアストラは、きらびやかな羽根をもち、その歌声が人々を元気づけると伝えられます。ブランクーシは1923年から1945年にかけて、大きさや形のつりあいを変えた17種の《空間の鳥》をつくりました。この作品は1926年作の石膏原型に基づくものです。
(中村尚明)