←前のページに戻る 前の作品 次の作品 がるだんぬ から みた さんと ヴぃくとわーる さんガルダンヌから見たサント=ヴィクトワール山 作家名 セザンヌ、ポール セザンヌ、ポール 作家英名 CÉZANNE, Paul 生年 1839年 没年 1906年 制作年 1892–95年 技法、材質、形状 油彩、カンヴァス 縦(高) × 横(幅) × 奥行(厚) 73.0 x 92.0 cm 受入種別 購入 分野名 油彩その他の絵画(外国作家) 収蔵品番号 87-OF-002 サント=ヴィクトワール山は、セザンヌが生まれた南仏のプロヴァンス地方にある標高およそ1,000m、東西18㎞以上にわたり長くのびる石灰岩の山です。セザンヌは、この山を描いた油絵を30点以上残しました。それらの多くでは、セザンヌの生地であるエクス=アン=プロヴァンスの町から眺めた尖とがった山が描かれています。しかしこの作品では、エクスの南に位置するガルダンヌから見た、なだらかな山の姿が捉えられています。大地の起伏をあらわす斜めの線が画面の手前から奥にかけてリズミカルに交差しています。赤褐色を基調とした大地やそこに生い茂る植物は、よくみると複雑で幅広い色とさまざまな角度のタッチで描かれています。(片多祐子) メタデータ : Json-LD n3 nt rdf(xml) ttl
サント=ヴィクトワール山は、セザンヌが生まれた南仏のプロヴァンス地方にある標高およそ1,000m、東西18㎞以上にわたり長くのびる石灰岩の山です。セザンヌは、この山を描いた油絵を30点以上残しました。それらの多くでは、セザンヌの生地であるエクス=アン=プロヴァンスの町から眺めた尖った山が描かれています。しかしこの作品では、エクスの南に位置するガルダンヌから見た、なだらかな山の姿が捉えられています。大地の起伏をあらわす斜めの線が画面の手前から奥にかけてリズミカルに交差しています。赤褐色を基調とした大地やそこに生い茂る植物は、よくみると複雑で幅広い色とさまざまな角度のタッチで描かれています。
(片多祐子)